morita

森田

こんにちは。森田と申します。45歳です。

社会人生活のスタートは、NHKのニュースキャスター（契約社員）でした。

26歳の契約満了後、NPO法人ボラナビ（札幌）を設立し、運営しています。ボランティアニーズのマッチングをお手伝いする市民団体で、今年20年目となりました。

私は34歳まで独身でした。出会いもなく、結婚も出産もあきらめなくてはならないかと悩んでいた頃、夫と出会い、高齢出産の36歳、38歳、40歳に子どもを産みました。

その頃、うちのNPOの毎月定例のイベントで、高齢一人暮らしの女性が「人と話したのはひと月ぶり」とおっしゃったことに、私もボランティアメンバーもひどくショックを受けました。そこで、北海道庁の支援を受け「お独り様会」を始めました。独身者の同性や異性の友達作りを支援する会です。東京でも始まります。

私はいまだに、自分が独身であるという設定の夢を見ます。自分の前を子連れの女性が歩いていて、気持ちが「ズドーン」と重くなるような夢です。子連れの女性、今となっては私もですが、に全く罪はないのですが、彼女たちの存在を目にするのがつらい時期がありました。

未婚で独身当時の私なら、お独り様会なんて市民活動で自分が前面に立つなんて気恥ずかしくて、ありえなかったでしょう。でも、いまだに、あのまま独身で年を重ねている私がどこかで暮らしている気がするほど、あの頃の自分の思いが強すぎて、ときどき私の心でよみがえります。

既婚者も、いずれ必ず独身に戻ります。夫婦そろって事故で亡くなるなんてまれなことがない限り、離婚で二人とも、または死別でどちらかが、必ず独身に戻ります。そのため、独身者が安心して楽しくのびのびと暮らせる社会は、誰にとっても必要だと考えています。

どうぞよろしくお願いいたします。

＊これからの子どもたちは、英語で教育を受けたほうがいいと考え、署名サイトhttps://www.change.org/p/7312466/
の活動もしています。
＊「あなたのお子さんやお孫さんは英語が話せなくて将来就職できますか?」を出版しています。