• プロフィール

tamayuri
たまゆり

  • 性別女性
  • 年齢32歳
  • 誕生日1月23日
  • 住所愛知県犬山市
  • 入会日2016年04月26日
    こんにちは、はじめまして!たまゆりと申します。
    愛知県犬山市に住んでいます。

    現在は、スペインの巡礼道、カミーノ・デ・サンティアゴを歩いています。
    スペインの東の果てから西の果てまで、約800kmもの道のりを、バックパックに寝袋や食料をつっこんで1ヶ月半ひたすら歩き続ける、という運動オンチの私にはおよそ似合わない旅です。

    趣味は、国内海外問わず旅行、登山、写真(今の愛機はCanon G7X)、読書、絵を描くこと、花を育てること、ビーチコーミング、車中泊旅など。
    登山は、サンティアゴ巡礼に行こう!と決めてからトレーニングのために始めてみたらすっかりはまってしまい、今では人生を通じての趣味になりそうなほど、好きなことのひとつになっています。

    【現在までの経歴】

    <高校卒業後、イタリアへ留学>
    子供の頃から運動が大の苦手。
    祖父の影響で絵を描くことが好きになり、部活は小中高と万年美術部。
    高校ではデザイン学科を経てキリスト教美術に興味を持ち、イタリア語はもちろん英語もままならないまま、19歳でイタリア・フィレンツェへ1年間留学。
    留学中にイタリアや周辺諸国を旅し、ヨーロッパの食や暮らし、自然と人・街の調和、そして古い物や家、文化が今も大事に使われているところに大きな魅力を見出す。


    <添乗員の仕事を退職>
    帰国後は、添乗員として働きながら国内各地をとびまわるが、まるで工場の生産ラインのようにお客様を十把一絡げにし、観光地へ送り込むツアー旅行のスタイルに「自分が人にすすめたいのはこういう旅行じゃないのでは」と感じ、退職。

    退職後、1ヶ月半にわたるひとり車中泊旅行で、東日本・北海道を一周。その後も日本各地を旅し、日本が持つ自然の多様さ・繊細さを知り、自然に育まれてきた日本人の営みに宿る深い美しさに気がつき始める。


    <地元でOLに>
    その後、久米島でのボランティアや、スロベニア・クロアチア・ポルトガルなどヨーロッパ諸国への長期一人旅をして過ごしていたが、定職のない自分の将来に不安を覚えはじめ、地元でOLとして働き始める。

    「このままそれなりに安定した、体もきつくないこの仕事を続けていれば将来には困らないはずだ。この歳でこれ以上フラフラしていたら、きっと将来どうしようもなくなってしまう。長期の旅はがまんしなくては。」
    そう言い聞かせて仕事を続けていたが、本当に好きなことが人生でできないという苦しみで、昨年5月にうつ病のような症状になり、真剣に自殺を考えるまでに。


    <将来のたれ死ぬのなら、仕方ない>
    家族の支えがあり、少しずつ、自分の心とじっくり向き合った結果「本当にやりたいことをして、将来のたれ死ぬのなら仕方ない。それでもいいから、今を生きたいように生きてみよう。」と考えるようになる。

    その頃、たまたま兄を通して、スペインのサンティアゴ巡礼というものを知る。
    それは「約800キロもの長い道のりを、ゴールである聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指し、自分の足で1ヶ月半歩き続ける」という、当時の私には考えられないような旅。

    運動もできず体力もなく、経験のない自分にはとうてい無理なことだ、とあきらめていたが、それでもなぜかすごく気になって、インターネット上の巡礼記や本を読んで調べていくうちに、どうしても行きたい!と思うようになった。

    そして、今年春の仕事の退職を決意し、巡礼に向けた準備に、本格的に取り掛かる。


    <サンティアゴ巡礼は、私にとって一つの区切り>
    サンティアゴ巡礼に行くことは、私の人生のひとつの区切りである気がしています。
    なにが待っているのかはわかりませんが、1ヶ月半の間、ひたすら大地を歩きながら、今までの自分と向き合い、今までの自分の抱えたものを捨てて、自分が洗いざらしになるような、そしてその向こうに次の人生のヒントが見えてくるような、そんな旅にできたらいいなと思います。

    巡礼から戻ってきたら、ひとつの土地に根を張って(そこが日本なのか海外なのか、どこなのかはまだわかりませんが)、自分の愛おしいと思う暮らしを少しずつ紡いでいくための準備をはじめられたらいいと、そう思っています。


    <さいごに>
    以上、こんな行き当たりばったり人生まっしぐらなわたしの書いている、大変頼りないブログですが、楽しんでいただけたり「こんなチャランポランでもなんとか生きてるんだ!」ってクスッと笑って頂けたりしたら、幸いです。

    長い文章でしたが、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
    このブログや、今後の私の巡礼と人生の道のりを、ご一緒に楽しんでいただけましたら嬉しく思います。


    「たまゆりサンティアゴ巡礼ブログ!in2016」
    http://caminosantiago.hatenablog.jp
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