- ブログ情報
苅田實Weblog 詩と真実
- 所有者
たろう
- 更新日時3ヶ月前
- 更新回数15回
わたしのこころの拠りどころは いつの時にも 「わたしの詩と真実」だった。 年老いたいま、それを日記のように表現してみたい。 お読みいただき、ご批評いただければ 幸いです。
- 更新記事
- 風景に会いに行く
- その老人は「風景に会いにゆく」と言い残こして家を出た。が、開け放たれた玄関の奥には家人はいない。誰…3ヶ月前
- アサギマダラ追憶
- アサギマダラよ今、何処にいる沖縄の地かいまだひとりで暮らしているのかお前と出会ったのは去年の夏の終わ…3ヶ月前
- わが町の風景2
- わたしの住む町を歩いてみる近所の家も店も街路も干からびて静かだ車だけが亀裂の入ったアスファルトを通り…4ヶ月前
- わが町の風景
- 私の住んでいる町には、ほぼ中央あたりに 巨大な円形の稲田がある。住宅の浸出におか されつづけながら…4ヶ月前
- こんな肉体でも
- 転がしてでも 死の淵まで運ばにゃならぬ こんなに汚れた肉体ても きのう、仕事が切れた きょう、ハロ…4ヶ月前
- 黒銅色のカマキリ
- この秋隣家との境界にある鉄製の手摺に一匹のカマキリが来た振り上げたカマの先から後足まで全身が手摺と同…4ヶ月前
- 老人が泣くのを見る
- 杉の古木が林立する山の斜面に一本の道が 谷に下るよう細ぼそと通じている。ゆく先に は大屋根をかぶっ…4ヶ月前
- 老人の夢
- ひとり寝の老人はよく夢をみる その夢はほぼ明け方にやって来る 山の端がようやく明るくなる頃だが 町…5ヶ月前
- 猫背の老人
- そこ行く老人よ 落ちているものは何もない 先ほどやってきた大型清掃車が みんな持っていってしまった…5ヶ月前
- 若者と酔芙蓉と錢
- 酔芙蓉の花が盛んに活動している。朝、白色に開いた花が夕刻にはピンクに変化した。花びらは薄く大きく華…5ヶ月前
- 気の向くままに
- バスに乗って街に出て気の赴くままに歩いた岡山駅でおりると駅前商店街に入った一九六〇年代のロックな臭気…5ヶ月前
- 老人とコーヒー
- 一人の老人がコンビニのイート・イン のテーブルに腰かけてコンビニ・コーヒ ーを飲んでいる。 背後か…5ヶ月前
- ホタルブクロの花
- オリーブに芙蓉、ツバキやサツキもある草木が入り乱れる我が家の小庭にホタルブクロが咲いたただ、ひと吊り…5ヶ月前
- 恥辱
- 過去の恥ずかしい言動がなんでもないとき例えば自転車で曲がり角にさしかかったとき突然、脳裏を襲う「厭だ…5ヶ月前
- 締切り
- ひとは締切りがあるから生きている 締切りを果たした日 豊かなものを得てこころは歓ぶ あなたも 締切…5ヶ月前
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