自分が創っているこの社会を自分一人分裁く。それは先にあげた核兵器の事例も同様で、今の社会のあらゆる問題にみんな一人分の責任を持っているのです。
自我が与えられ、自分の視点を持つ人間です。常にそこから沸き起こる想いや感情があるのは当然です。この時、自らの想いや感情に囚われると、それを通すこと、叶えることに気持ちがいきます。すると人は天の流れから外れていきます。天の流れから外れると、天は滞りを持ってそのことを教えてくれます。それが今の社会、そして多くの人の姿なのだと思います。
大切なのは、このような時、それを「話す」ことにより「放す」、表現することで自らを解き放っていくことです。自らを解き放つ時、人は天の流れに開かれ、流れに沿っていきます。そして、自らの想いは天と一つとなっていきます。変化変容、そして常に新しいところへと進んでいくのが天の法則です。天の流れに沿うことで、人は天と共に変化し常に新しいところへと進んでいけるのです。その時、この世界と一人ひとりの想いや行動は調和したものとなり美しいハーモニーを奏でるようになります。
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