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2021年映画鑑賞の振り返り.

2021/12/27 16:41
副長
本年度の鑑賞作品から洋画5本と邦画5本を好きな作品として選んでみた.決してベストという選び方ではなくあくまでも“好きな作品”としての選び方であることをご承知願いたい.先ずは邦画部門から.

「アンダードッグ(前後編」
森山未來のストイックな噛ませ犬演技.前編は勝地涼、後編は北村匠海との死闘を描くボクシングシーンは逸品.長尺なれどいきざまが描かれている.

「劇場版シンエヴァンゲリオン3.0+1.0」
劇場版4部作の最後を飾る終結話.とにもかくにも無事破綻することなく
収束させたストーリと熱い熱量をもった映像と音楽.劇場で2回観てしまった.

「ドライブ・マイ・カー」
凝縮された脚本を味合う.喪失感、愛憎、を巧みに劇中劇をからめて描く巧みさに酔いしきる.出演者たちが個々に輝く演技を見せるのも楽しめる.

「その日、カレーライスができるまで」
たった52分の一人芝居の作品.リリーフランキーならではの味わい.
ラジオ、カレー、家族の絆…を三題話に甘辛のカレーのような味わいでまとめた制作、脚本、監督、主演の出来の好さで成立した好作品.

「偶然と想像」
もう10作選んでから観てしまった傑作.やむなく書き直した(笑).
3つのショート・ストーリに凝縮された濱口竜介ワールド.観終わってからもはんすうする楽しみを味合う.

ついで洋画編.
「ノマドランド」
別になんとか賞を取った云々ではなく、ヒロインの自然な演技と生き方に共感させられたから.若い才能の監督に若い才能の監督にも希望を持った.

「ファーザー」
身内に認知症を持つがゆえに感じる共感と寂寥感.アンソニーホプキンスの老練なテクニックを駆使した演技にも呆れるしかない快作.

「ブラックバード 家族がかぞくであるうちに」
尊厳死に至るまでの家族の葛藤、愛情表現に感動した.
あえて尊厳死の是非を感じさせる小品.心に刻まれた.

「モロッコ 彼女たちの朝」
イスラム環境下の女性の生き方をしみじみ味わう小品.
フェルメールを思わせる、色調と絵画的な
映像に酔いしれた.

「DUNE/デューン砂の惑星」
リンチ版の酷さを知る者としては、期待と不安の公開.されど期待以上の
出来に歓喜した.ヴィルヌーブ監督の
表現力に俳優陣の豪華さにも酔った.

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  • 2021/12/27 17:24
    副長さま ありがとうございます!!(=^・^=)
  • 2022/01/04 01:33
    私にとって、2021年は観なかったようで意外と新作を観た1年でしたね🤔

    カーズ・シリーズや『アー・ユー・ヒア』、ブラッドリー・クーパーの『二ツ星の料理人』など多くの名作を鑑賞しました✨
  • 2022/01/04 06:02
    >>2
    Jane|正義の映画ブロガーさま

    『二ツ星の料理人』は僕も見ました。とてもいい映画でしたね。
    今年もたくさんの映画に出会えるといいですね。
    (=^・^=)

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