- ブロトピ
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これを書いたのは作家として誠実な人なんだろうなあ。おいおい、作品に対して不誠実な作家などいるのかーと問われると困るのですが、それ以外に的確な言い方が思いつかないのです。小説としてしっかり組み上げた構成、史実への視線、作中に折り込まれている「遊び」にさえ、書き手の誠実さが漂っている気がします。おかし… ことばを食する 2020/03/02 23:28
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遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 平安時代末期の1180年ごろ、後白河法皇によって編まれた「梁塵秘抄」の中で、もっとも知られているのがこの歌ではないでしょうか。この歌が涼しい風のように心に触れてくるのは、言葉の後ろに、描かれていない反語とも言うべき世界を感じ取るからだと思います。 … ことばを食する 2020/02/25 16:17
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最初に読んだ「光秀の定理」が面白かったので、次も読むとすれば定評のある作品の前に、まずはデビュー作。「午前三時のルースター」(垣根涼介、文春文庫)は、読者を引っ張るストーリーのテンポと結末に、小説家としての大きな資質を感じました。シンプルに言えば、読ませます! サントリーミステリー大賞と読者賞のダ… ことばを食する 2020/02/18 00:07
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鏑木蓮のミステリー小説「白砂」を読みました。 「白砂」の概略 印象的だった点(ネタバレ少しあり) 最後(テンポよくて読みやすい) 「白砂」の概略 一人暮らしの予備校生がアパートで殺害される事件が発生。真面目な苦学生の不可思議な死を追う先に見える哀しい真実に色々と考えさせられるミステリー。 … 子供あそびレポ 2020/02/15 19:47
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「光秀の定理」(垣根涼介、角川文庫)を読みながら、ひさびさに小説というものを満喫しました。個性豊かな人物たちの造形と展開は見事で、しばしば味わい深い。わたしは垣根さんは初読でしたが、最後のページを閉じて思わず「これは、これは...」と、心の中で賛辞を贈っていました。面白い!。 京の辻にむしろを広げ… ことばを食する 2020/02/13 17:10
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奇跡の不動産屋が教える 幸運が舞い込む「部屋探し」の秘密 – 2019/2/20 鈴木 誠 (著) 感想です。 細かい表現は違うと思いますが、私の言葉で書きます。 風水の考えに似たような、部屋に入った時感じる【気】を大切に~。 著者が風水にお詳しいわけではないのですが、... Meg★のマンションDi… 2020/02/12 09:26
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都市伝説だと思っていた退職代行 多種多様な「代行」という行為がサービスとして確立され、ビジネスとして立派に成立している現在。 会社との超面倒なやり取りを業社に丸投げし、立つ鳥跡を濁しまくった挙げ句、ケツを拭くことすら忘れ […] 毒針を持つ男 2020/02/11 11:43
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書店に行くたびに目にし、気になりながら、なかなかレジまで持って行かない本。チェックリストのようなものですが、最終的に読むことなく忘れていく1冊もあれば、何か小さなきっかけで買う本もあります。 「 日日是好日 『お茶』が教えてくれた15のしあわせ 」(森下典子、新潮文庫)はそんなふうにして、この… ことばを食する 2020/02/08 18:55
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2020年のNHK大河は明智光秀が主人公ということで、書店にも光秀関連本を集めたコーナーができています。信長が光秀に討たれた本能寺の変は、日本の歴史を大きく変えた事件でした。なぜ光秀は主君・信長を急襲したのか。現代に至るまでいろいろ言われてきた大きな謎です。 「信長の革命と光秀の正義」(安部龍太郎… ことばを食する 2020/02/04 15:46
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まだ体調が戻らない 世界規模の拡大を見せるコロナウィルスの脅威に怯えつつ、相変わらず復調の兆しを見せぬ我が体調に、若干の焦りと戦慄を感じながら、気がつけば今日は令和初の「節分の日」である。大丈夫、大丈夫、私はここ何年も海 […] 毒針を持つ男 2020/02/03 23:42
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知人に、図書館司書の女性・Sさんがいます。 「藤沢周平って、60代後半以降のおじいちゃんたちに、すごい人気なんだよねー。なんであんなに借りていくんだろ」 と首をかしげるのです。なんとなく理由を説明できる気もするのですが、短く端的な言葉が浮かびません。そこで「Sさんは読んだことある?」と問い返しまし… ことばを食する 2020/01/31 19:13
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あらすじ+α 12の短編が収録された短編集。あらすじに、読んで思ったことをネタバレにならない程度にプラスして紹介する。 生命式 人が死ぬと故人を偲ぶ会が開かれる。それはどの文化圏においても、大体存在する儀式だ。しかしその ... ゲームの合間に読書でも。 2020/01/29 23:12
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「天才」(石原慎太郎、幻冬舎文庫)とは、だれか。カバー写真にある通り、国民の絶大な支持を得た総理大臣、そしてロッキード事件で逮捕、受託収賄罪で有罪判決を受けた田中角栄です。この小説の面白さは、書いた石原慎太郎さんが、当時は「田中金権政治」を糾弾する若手議員の急先鋒だったことでしょう。 田中軍団を率… ことばを食する 2020/01/29 00:25
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下級武士がけっこういろいろ食べて、昼から飲んで、「何だか楽しそうだなあ」と、うらやましくなったのが「幕末単身赴任 下級武士の食日記」(青木直己、ちくま文庫)です。わたしが持つ「下級武士=貧乏」「武士は食わねど.....」、あるいは「清貧」という固定観念を根底から揺らした1冊。下っ端だから仕事の責任… ことばを食する 2020/01/25 22:36
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ヤフオクで本の出品を眺めていたら、1970年代の月刊誌「ユリイカ」(青土社)が100円スタートで多数出品されているのを見つけ、懐かしさに襲われました。出品者によれば、引っ越すことになり処分するよりは出品した、とありました。おそらくわたしと同年代か若干上の方でしよう。 1974年の1年間、表紙を担当… ことばを食する 2020/01/22 21:34
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1989年から2019年までの30年間、毎年大晦日に渋谷のスクランブル交差点で無作為にインタビューし、「今年一番印象的だった事件や出来事」について語ってもらう。インタビュアーは堂場さん本人が実名で登場します。こうして集めた約300人の記録から、年齢、性別がばらばらな100人をピックアップして年ごと… ことばを食する 2020/01/21 00:06
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我は悲憤慷慨する町田先生 「教師生活25年、こんな経験はしたことがない!」と悲憤慷慨しているのは、ド根性カエルに登場する町田先生(白髪で入れ歯)だが、既に彼より長くサラリーマン生活を送っているこの私も、ご多分に漏れず、毎 […] 毒針を持つ男 2020/01/20 23:29
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無意識のうちにしかめっ面しながら、ミスタイプしてイライラしながら、自分がいま書いているこの文章も......実は「そんな大河ロマンを秘めていたのか!」。目から大小のウロコが何枚も落ちてスッキリ爽快になるのが、「日本語の歴史」(山口仲美、岩波新書)でした。 文字という人間が手にしたツール。世界には様… ことばを食する 2020/01/16 21:19
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一頭の馬の、誕生。まだ肌寒い北海道の小さな牧場。大自然の中で零細な牧場を営む一家が、大きな借金をして夢を託し、種を付けた牝馬(ひんば・お母さん馬)から、漆黒の体の仔馬が産まれます。顔に星の形をした白い毛の刻印を持って。 「優駿」(宮本輝、新潮文庫)はそうして始まり、この馬を軸に、関係する様々な人間… ことばを食する 2020/01/15 23:44
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01位『世界一かんたん定番年賀状 2020』年賀状素材集編集部 年賀状素材集編集部制作の年賀状素材集。438円(税込み)。インストール不要で選んで印刷するだけで簡単に年賀状を作ることが出来る。癒しキャラで大人気の「コウペ ... ゲームの合間に読書でも。 2020/01/15 01:15
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