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2017/08/19 12:57
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  • 「私の消滅」(中村文則、文春文庫)を読んで感じたのは、「ああ、またおかしな所に連れていかれたな」という<気分>でした。かつては親しい感覚だったけれど、就職して働いて、稼いで、あくせくする歳月を長く重ねる向こう側に、置き忘れてきた遠い感覚。それは自分を取り巻く細々とした現実との距離感、または違和感。… ことばを食する 2019/10/05 15:04
  • 翻訳で海外の詩を読むのは、じつは微妙な体験です。取説のような文章はさほど問題ないにしても、文学書、特に詩ともなれば、翻訳者の感性というフィルターを通して日本語化されるからです。しかし辞書片手にフランスの詩に立ち向かっても、ネイティブに近い語学力がない限り、頭の中でたどたどしく日本語に置き換えるだけ… ことばを食する 2019/10/03 22:04
  • 窓からキンモクセイが風に乗って香ってきます。5月下旬にこのブログを開設し、4カ月と少しになりました。当初はとりあえず3カ月一生懸命やって、その結果を見て運営方法に修正を加えようと思っていました。気づけば今日から10月になり、一度立ち止まることにしました。 いま1日のアクセスは多い日で50ちょい、更… ことばを食する 2019/10/01 22:27
  • エキセントリックで、性格や行動に歪みのある母に育てられた娘が、やがて大人になって母との関係にどう立ち向かい、新しい自分を作り出していくか。「放蕩記」(村山由佳、集英社文庫)は、ただその一点に向けて積み上げられた長編です。 母と娘であれ、父と息子であれ、通り一遍の微笑ましい親子関係の枠内に、すべての… ことばを食する 2019/09/28 11:02
  • 今週は樹木希林さんの「一切なりゆき」がトップに返り咲き、9位の「この世を生き切る醍醐味」と2冊がベスト10入りです。特に「一切なりゆき」は年間ベストセラーに向けて突っ走っていますね。本のタイトルも上手く付けてあります。「この世を生き切る醍醐味」と言われると、がんをさらりと明かして笑っていた、樹木さ… ことばを食する 2019/09/25 13:11
  • 「頭に来てもアホとは戦うな!」を読みました。 この本は予想していた通りにとても良く、参考になりました。 アホって普段使う言葉ではないのですが、この本に合わせてあえて 使いますね。 私はアホと言われるようなどうにもならない人と戦ったり、腐れ縁が 切れなかっ... Meg★のマンションDi… 2019/09/24 08:13
  • 短編小説の魅力とは何か、と問われたなら、わたしは「一刀彫りの鮮やかさ」と答えます。一本の彫刻刀でざっくり彫り上げる、刃先の鋭さと角度が生み出す面白さ。彫刻でいえば、手とか顔とか、胴体だけとか、一部を大胆に彫り上げて背後に広がりを獲得した作品にひかれます。 まあ、こんな乱暴な決めつけで短編の魅力すべ… ことばを食する 2019/09/22 21:17
  • わたしは京都生まれではないし、住んだこともありません。仕事で、旅行者として、何度か訪れた古都。日本の歴史は嫌いでないし、好きな仏像や記憶に残る場所、シーンもかなりあります。しかし、当たり前ですが通り過ぎる者としての視点しか持ち得ません。 「手のひらの京(みやこ)」(綿矢りさ、新潮文庫)は、京都に生… ことばを食する 2019/09/20 20:45
  • 学校の体育館で発見された餓死死体。高層アパートの屋上には、墜落したとしか思えない全身打撲死体。映画館の座席に腰掛けていた感電死体ーコンクリートの堤防に囲まれた無機質な廃墟の島で見つかった、奇妙な遺体たち。しかも、死亡時刻も限りなく近い。偶然による事故なの... 読書雑感 2019/09/15 20:57
  • こんにちは、えすみんです。 久しぶりに一万円選書の話。 なかなか読書をする時間がなく、たまに読んでも、ページが進まず、ようやく1冊を読み終えました。 久々なので、一万円選書って何?と思う方もいるかもしれませんね。  一万円選書については、こちら↓ esmin.hatenablog.com  今回で… esminのブログ〜わや… 2019/09/14 17:42
  • なぜ今ごろこの小説を...と言われそうですが、きっかけは9月11日が「公衆電話の日」だったからです。これに引っかけて、翌12日のある新聞に減り続ける公衆電話の記事が載っていました。1900年(明治33)に、日本で初めての公衆電話が上野駅、新橋駅に設置されたのが9月11日なのだそうです(それって、あ… ことばを食する 2019/09/14 02:05
  • 4位に湊かなえさんの「落日」が入ってきました。文芸書は、4週間ぶりのベスト10入りです。「おしりたんてい ラッキーキャットは だれの て に!」が相変わらずの強さでトップを譲りません。2位の「大家さんと僕 これから」も、7月末からずっと売れ続けているようです。 6、7、8位は初登場です。「上級国民… ことばを食する 2019/09/11 18:37
  • 流し読みできない作品、読み始めて思わず背筋を伸ばす作品というものがあり、わたしにとって「山中静夫氏の尊厳死」(南木佳士、文春文庫)は、そんな1冊でした。南木(なぎ)さんは「ダイヤモンドダスト」で第100回芥川賞を受賞。「医学生」「阿弥陀堂だより」(いずれも文春文庫)など、内科医の視点からいのちを見… ことばを食する 2019/09/09 21:00
  • ケンイチが初めて文庫本に出合ったのは、中学校に入学した日でした。排気ガスをまき散らして車が行き来する国道8号線を挟み、向かいに住む「鷲本先生の奥さん」から、入学祝いにと岩波文庫の芥川龍之介をもらったのです。小学校を卒業したばかりの子どもにとって、パラフィン紙にカバーされた文庫本は、大人の世界そのも… ことばを食する 2019/09/07 22:37
  • 書物、雑誌、新聞と、出版物を取り巻く環境は1990年代半ば以降、劇的に変化し続けています。「紙の活字文化」という視点でまとめるなら、「衰退」という2文字があらゆる数字から浮かび上がります。衰退する世界の、日々印刷されて店頭に並ぶまでがメーンストリートなら、古書の世界は紙の活字文化が内包したセカンド… ことばを食する 2019/09/02 21:28
  • 9月1日から3昼夜続く、富山市・八尾の「おわら風の盆」が始まりました。指先1本1本まで芯が通って乱れない、踊りの美しさ。胡弓と三味線が鳴らす、緩やかで切ない地方(じかた)の調べ。歌い手が息長く、高い声で歌い上げる正調おわら。おわらの歌詞はたくさんあるのですが、男と女の情を歌ったものがかなりを占めま… ことばを食する 2019/09/01 21:44
  • 4日かけて、昔習った日本史のおさらいをしていました。歴史に詳しい方には今さらと笑われそうですが、日本から中国の都・洛陽にまで使者が行き、後漢の光武帝からあの有名な金印「漢委奴国王」(漢の委 わ の奴 な の国王)を授かったのは、西暦57年でした。これって、単に気まぐれな旅人が海を渡ったわけではなく… ことばを食する 2019/08/30 23:00
  • 50歳を過ぎて「雪国」(川端康成、新潮文庫)を再読したとき、男と女を描いてこれほどまでに艶(なまめか)しい小説だったのかと、唖然としました。つんと底冷えする雪国だからよけい、一途に織り上げられていく「女」が切ないのですね。 逗留する越後湯沢の温泉宿で、島村と駒子が一夜をともにした翌朝、駒子は人目を… ことばを食する 2019/08/28 00:14
  • 日本語も素敵だけど、英語にも面白い言葉や表現がたくさんある。例えば”circumnavigation”は世界一周旅行を意味するし、”defenestration”は窓から人を放り投げることを意味する。そして、”disestablishmentarianism”は18世紀頃のイギリスの政教分離主義のこ… a Translator… 2019/08/27 00:40
  • 僕にとって、英文と比較して和文のほうが目で追いやすいし、英語の文よりも遠くから視覚的に捉えられるというか、英文の場合は字や語句をひとつひとつ噛み締めて意味を取り込みながら読むのに対し、日本語はひらがな、カタカナ、漢字が混ざっていて歯切れも良く、絵を鑑賞するような感覚で、一斉に多量の情報を取り込むこと… a Translator… 2019/08/24 12:14

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